指導にあたって~代表者が空手の稽古指導において基礎としている考えです。~
稽古だけに集中~稽古以外のボランティア活動は原則ありません~
空手の稽古は「平日」「屋内」で、もちろん「個人競技」ですので、ご本人の参加以外、保護者の方々へ、サポート、つまり、無償での作業を依頼することは原則ありません。ただ、稽古の時はもちろん、大会への引率は私のほかに、ご家族単位でお願いしています。 また会員の皆様やその保護者の皆様で話し合って決めた会員の皆様に直接還元される催しなどにつきましては、楽しめるようにご協力をお願いいたします。
■稽古に集中~保護者の皆様は応援を~
さて、野球、サッカーetc小学校のグランド、つまり教育機関内で行われているスポーツはほとんど無料です。有料でも実費相当分程度でしょう。しかし、それは、実質無料で提供していただいた保護者の皆様からのバックアップがあるからです。いわゆる、ボランティアです。
多くが屋外スポーツであるため、給水係や、ときに競技経験者である保護者による指導、コーチ係です。 団体スポーツであるがゆえの大所帯だから、という事情もあるでしょう。ときに、ご家族総出という事もあるようです。 応援なら、もちろん理想です。また、ご家族行事の一環として、待ちに待った週末のイベントとして位置づけている場合を除きます。
しかし、残念ながら、一部にこの労務提供により保護者の方々が疲弊してしまうこともあるようです。御縁あって始めたスポーツ、武道etcです。 本人だけでなく、家族そろって良い思い出にしたり、成長したりすることが理想です。それには、まず、入会した会員ご本人が専念できる環境を提供し、周囲のご家族が安心して応援できる環境を作るべきと考えます。
■会費について~会費の位置づけ~
ところで、保護者や一般部の会員の方々からのボランティア作業はありませんが、当会でも一定の会費は徴収します。教育機関内で行われる球技に係る費用よりも少々高い、むしろ、空手道場で生計を立てている団体の会費に近いと言えば近いかもしれません。ただし、私が本業を持っているからと言って、この活動を副「業」ともとらえておりません。よって、「業(なりわい)」ではありませんので、前組織では、年内ににお預かりしました会費は年末に当会全体で納会を開いて気前よく使ってしまっていました。もちろん、そうは言っても、本業以外の所得については、正確に申告して納税もしておりますが。
そもそも、会費の果たす意義は、形式的には会員の皆様とそうでない外部の方々との「敷居」でしかありません。もう少し考えたとしましても、 私にとっては、提供する指導向上へのプレッシャーにする位置付けでしかありません。もちろん、会費を徴収するからといって、保護者の方々から労務提供をお願いすることもありません。
会員の皆様には、平日は、タイトなスケジュールになるときもあるでしょうが稽古をしていただき、大会等がない限り週末はスケジュールはありません。文武両道を念頭に掲げている当会では週末は、しっかりリセットしていただくようおすすめしております。その週のフォロー、次週への準備もあるでしょう。またご家族で過ごす時間も重要でしょう。
縁あってスタートした空手です。空手の稽古以外の難題、障害などは、すべて払拭したく、保護者の皆様には全力で会員の皆様の応援をよろしくお願いいたします。