空手着
空手着。稽古の時に着用する。
当初は、がばがばしてなんでこんなに動きにくく、まして、1本の帯で締めるだけ。
はだけないわけないじゃないか、と。
しかし、稽古につれて、身体に張り付いてくる。
帯もほどけない、なぜか。なぜか。
そして、いわゆる、サマになったとき。
スキルは着実に伸びている。
どんなに足を振り上げても、そうそう、はだけることはない。
着こなしている白帯も、もちろんいないが、着崩れている黒帯もいない。
空手着は身体の一部だから。