空手道五訓
古くから伝承されている空手道五訓。日本空手協会初代主席師範の故船越義珍翁先生が空手を修行する者への戒めとして書き残されたものが空手道5訓と言われております。 空手の稽古にかかわらず、私たちが人としていつも遵守していくべきことを簡潔明瞭にまとめています。
一,人格完成に努むること
一,誠の道を守ること
一,努力の精神を養うこと
一,礼儀を重んずること
一,血気の勇を戒しむること
5つの教えが同順位で併記してあります。ただし、一般的には、2番目~5番目が遵守できて「人格完成」となる解釈です。理想となる「人格」が「完成」することは果てしない目標なので「努むる」なのでしょうか。