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退会制度について、こんなにもスペースを割く道場も、当会くらいしかないと自負しております。けれども、退会制度についての考え方こそ、結果的に、空手の稽古を継続していただく、ある意味、一番肝になることが多いと思い記載いたしました。 さて、当会では、活動再開を機に、退会制度を完全に撤廃しました。休会退会の諸条件を撤廃し、当月会費のお支払いいただくまでは、稽古ができないだけ、と単純明快に一新いたしました。一般的に、稽古の回数が少なくなり始めるころに、会費の振替について、負担を感じ、会員の方々の中でモヤモヤしはじめることが退会につながる傾向があります。 他方、主催者も、事業として空手道場の運営を考えると、休会を挟んでも、何とか退会とならないように策を講じています。しかし、それは、単に経営上の規定であったり、いわゆる幽霊会員が増えて、その管理の手間がその他の会員の方々へのシワ寄せになってしまうからでしょう。双方のそのモヤモヤを思い切って取り払ったということになります。 会員の方々にしてみれば、会費の振替がなければ、在籍だけすることは何ら負担はないはずです。そのうち、また、会費の振替をすれば、その月以降また稽古を再開できるということについても問題はないと思います。もしも、何ら理由があって、金輪際、当会で稽古をしたくないというのであれば、「去る者は追わず来る者は拒まず」というスタンスと並行していますので、当会に近づかなければなければよいだけです。
ところで、空手というものの特性から考えれば、退会制度がない、つまり永久会員制度とは至極当然の規定と思います。 確かに、上達や、空手の稽古自体への意欲を平準化し習慣化するためには、長い年月がかかります。大会の上位者が長く空手の稽古を継続できる、とは限りません。
ところが、ここで、大きな矛盾が生じます。先の、初心貫徹のところで、倦怠期は自分自身が空手を継続できるか否かを試されている。つまり、そこを歯を食いしばって乗り越えてこそ、初心貫徹です、継続しましょう、と記載しています。しかし、その岐路に立ったときに、継続することよりも、在籍を継続することがやぶさかではないなら「ではまた、いつでも」、とあっさりと対応しています。
したがいまして、経営上の規定に押されるようにして退会を選択せざるを得ない状況を排除したというわけです。そして、何を隠そう私自身も、代表者が、そのような再開の道筋を残してくださったからこそ、いまがあるといえます。 一定のブランクを経たら稽古に臨む気持ちにも、新たな気づきがあります。
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