山梨県甲府市の空手道場空手道爽光会

退会制度がないことについて~空手を人生単位で考えれば~

山梨県甲府市の空手道場爽光会の退会制度の撤廃3

文武両道を目指すがゆえ、継続に関する問題は必ず発生する

ところが、ここで、大きな矛盾が生じます。先の、初心貫徹のところで、倦怠期は自分自身が空手を継続できるか否かを試されている。つまり、そこを歯を食いしばって乗り越えてこそ、初心貫徹です、継続しましょう、と記載しています。しかし、その岐路に立ったときに、継続することよりも、在籍を継続することがやぶさかではないなら「ではまた、いつでも」、とあっさりと対応しています。
確かに、当会としては、もちろん、各自の環境にて何とか稽古を継続してほしいです。指導する側ですから、会員の皆様のご事情につきましては、一通りのことは向き合っていますし、経験しています。ところが、先にも書きましたように、文武両道に掲げたように、日常生活の中心は社会生活たる業務、学業です。稽古だけのために生活環境が整備されているわけではありません。少年部であれば、受験、保護者の方々の転勤などの事情もあります。一般部の方々にとっても同様に転勤、または、社内移動による勤務時間の変化、嬉しいことではお子様の誕生etcもあるでしょう。
長期のキャリアの途中では、生活環境の変化から時間的に環境的に稽古に参加したくてもできない場合もあります。そのような場合というのは、稽古をする時間のめどがつかないだけで、退会する必要は全くありません。完全に途切れてしまわなければ、断続的にでも継続する方法があれば設定しない手はありません。そのうえで、乗り越えるべき課題・問題は乗り越えて稽古を継続してほしいというわけです。

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甲府市朝日5-5-10スペース&にて
TEL:050-1807-8878
受付:問い合わせは随時OK!
※稽古場所であり、事務局ではありません。郵送物はメールにてお問い合わせをお願いいたします。

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